健康のために飲む青汁って、1日のうちの、いつ、どの時間帯に飲めば、最も高い効果を得られるんでしょうか?
それとも、便秘に効く時間帯はココ、ダイエットに効く時間帯はココ、成人病予防に効く時間帯はココ、というように、目的ごとに、青汁を飲むための最適な時間帯って変わってくるのでしょうか?とても気になりますよね。
こちらの記事では、青汁を飲むのに最適なタイミングについて、詳しく解説していきます。
朝のタイミングで青汁を飲むメリットは?
朝一番、起きてすぐに青汁を飲むと、どういったメリットがあるのでしょうか?
朝は、最も身体に栄養が染み込んでいきやすいタイミングです。人間の身体からは、寝ている間にも、大量に水分が出ていってしまっています。
起きてすぐの、カラカラの状態で青汁を飲んだら、失われた水分や栄養素を取り入れよう、と身体が細胞単位でゴクゴク吸収していってくれそうだって、なんとなくイメージできますよね?
花に水をやる時も、土がカラカラに乾いた状態であげた方が、どんどん吸収していってくれそうだということが、感覚的にわかることと思います。
青汁の栄養素を、余すところなく、身体の隅々まで行き渡らせたい…と思うのであれば、朝一番のタイミングで青汁を飲むようにすると良いでしょう。
また、朝は身体が活発に動き出すタイミングなので、この時間帯に便意をもよおす…という人も多いはず。
朝に青汁を飲むと、その成分が、腸の運動を助け、排便がよりスムーズになることでしょう。ですから、便秘で悩んでいて、身体をスッキリさせたい…!と感じている人も、やはり、朝に青汁を飲むようにしてみてください。
昼のタミングで青汁を飲むメリットは?
昼間って、どうしても「間食」をしてしまいたくなる時間帯なんですよね…。
昼食から夕食の間って、けっこう時間が空きますし、この時間帯は、どうも中だるみをしてしまう…というか、仕事や家事のストレスから、一時的にでも解放されたくて、「あー、なんか食べたい」という気持ちが起きやすいんです。
特に3時頃には、小腹が空いてしかたなくなる…という人も多いことでしょう。
食べ過ぎを防ぎ、ダイエットをしたい…!と考えている人は、この「何か食べたい」という気持ちが湧き起こってきたタイミングで、青汁を飲むようにするといいでしょう。
たった1杯であっても、青汁を飲むことで、食べたい衝動を高確率で抑えることができます。それに、身体に必要な栄養素も摂取することができて、まさに一石二鳥!
ちなみに、青汁はドリンクタイプのもの以外に、粉末タイプのものや、寒天タイプのものなどもあります。
粉末タイプの青汁は、牛乳や豆乳で割って飲むことができるので、アレンジを工夫すると、さらに、小腹を満たすことができるはずですよ。味がマイルドだったり、濃厚だったりすると満足感が全然、違ってきますよね。
寒天タイプのものなんかは、それこそおやつ感覚、スイーツ感覚で、羊羹やゼリーのように食べることができるので、ダイエットのお供にはもってこいです。
青汁の中には、持ち運びに便利で手軽な、錠剤タイプ、タブレットタイプのものもありますが、こういった青汁は、栄養価こそ高いのですが、小腹を満たすという上では、あまり効果がないかもしれませんね。
口さびしい感覚を埋め、それ以上の間食を防ぎたいのであれば、やはり青汁を食べたり飲んだりする方が良いでしょう。
夜のタイミングで青汁を飲むメリットは?
夜は、元々、身体を休ませるための時間帯です。
しかし、日本人はどうしても、夜にその日のメインとなる食事を摂取してしまいがち。本来は、朝に一番多くの量を食べ、昼は少し減らし、夜はほとんど食べない…というのが、理想的な食事のスタイルなのですが。
夜って1日の疲れが出る時間帯でもありますから、どうしても、ここで自分にごほうびをあげたい…という気持ちが起こってしまうんですよね。
そんな、夜のドカ食いをセーブするためには、「夕食の前」に青汁を飲むようにするのが効果的です。
胃や腸に、先に青汁を送り込んでおくと、その栄養素からまずは吸収しようとするので、身体への負担も少なくて済むんですよ!
先に青汁の栄養を吸収するって、激しい運動の前の、準備運動みたいなものですよね。
血糖値の急激な上昇を防ぐ
それに、青汁を先に飲んでおけば、血糖値の急激な上昇を防ぐ効果も期待できるのです。ちなみに、血糖値の上昇がゆるやかだと、寝つきがよくなるという効果も得られるんですよ!
寝る直前って、テレビを観てしまったり、スマホで動画やお気に入りのサイトを観てしまったりし、ただでさえ、スムーズに就寝できなかったりしますが…。
血糖値の上昇をゆるやかにしておけば、この寝つきの悪さを少しでも解消することができるはずです。
肌に良い
また、夜に青汁を飲むと、肌に良いという効果もあります!朝に飲むと、青汁に含まれている成分が、紫外線に過剰反応してしまうという説があるのです。
もちろん、きちんと日焼け止めを塗ったり、傘を差したり、帽子をかぶったり、しっかりUV対策を行っていれば問題ありませんが。
青汁を飲んでから2時間以内は、日光を浴びないようにした方が良い…と言われていたりするので、美肌を強く意識している人は、このことを一応、頭に入れておいてくださいね!
せっかく、肌を美しくしようという目的で青汁を飲んでいるのに、結果、シミやシワが増えてしまったら台無しで、元も子もありませんからね…。
そうなりたくない!という人は、紫外線がなくなる、夕方以降のタイミングで青汁を飲むようにしてみてください。
まとめ
青汁を飲むタイミングと、そのタイミングで飲むメリットについて、お伝えしてきました。
どの時間帯に飲んだとしても、その時間帯なりのメリットというものがあるので、自分は青汁を飲むことで何を解決したいのか…、何を目指したいのか…、ということをまずは明確にした上で、青汁を飲むタイミングについて探っていくようにしてください。
そして、大切なのは、その時間帯に飲むことを習慣づけるということです。青汁で健康を維持するためには、継続が大切ですので、飽きずに続けやすい時間帯を選ぶ…ということも、とても大切ですよ!