朝、起きて鏡を見てみたら、なんだか顔がパンパンになっていた…!あるいは、夕方頃、それまでは何ともなかった靴が、妙にキツく感じる…。こんなお悩みを抱えたことのある人はいませんか?いわゆる、肥満で太っているのとはまた違い、なんとなく、ふっくらしてしまっている…、その原因は「むくみ」かもしれません。
よくむくんでしまっているという人は、青汁を飲むことで、その症状を軽減できるかもしれないので、気になるようでしたら是非、最後までこちらの記事を読んでいってくださいね!
むくみの原因や、メカニズム、そして、むくみの軽減や解消に効果があるとされる成分などについて、詳しい情報をまとめてお伝えしていきます!
むくみの原因は?
むくみを作り出しているのは、ズバリ「水分」です。
血液中に蓄えられている水分が、ある原因で、細胞組織に染み出してしまい、そこに溜まってしまうことで、全体的に見た目がふっくらと膨れあがってしまうのです。
痛みや痒みをともなうわけではありませんが、ふくらんでいるところを押すと、なかなか元に戻らなかったりします。
このように、むくみが起こってしまう原因は、主に、塩分の摂り過ぎや、アルコールの摂り過ぎです。また、長時間に渡って同じ姿勢をキープしていることでも、むくみは起こると言われています。
このように、原因がハッキリしている場合は、まだ良いのですが…、実はむくみの陰には、恐ろしい病気が潜んでいる場合もあります。
むくみは、心臓病、腎臓病、肝臓病、などなど…、重大な病気の症状の1つとして現れるものでもある、ということを、念のために覚えておいてくださいね!
なんだか顔がむくんでいるのは、夕べ飲み過ぎたからかな…?なんて甘く考えていたら、実は、重大な病気だった…なんて可能性がなきにしもあらずなので、決してむくみひとつと言えど、あなどってはいけません。
また、むくみの原因は、服用している薬の副作用で起きる場合もあります。いずれにせよ、どうも、このむくみ方はおかしいぞ…と思う場合には、早めに医師や薬剤師に相談するようにしてください。
むくみが起こるメカニズムについて
むくみは、体内に存在する、とある2つの物質のバランスが崩れることで引き起こされます。
体内の水分量は、「カリウム」と「ナトリウム」のバランスによって保たれているんです。
ナトリウムと言われてもあまりピンとこないかもしれませんが、これは、いわゆる「塩分」です。我々現代人は、食事で塩分を摂り過ぎる傾向にあるので、体内では常に「カリウム」よりも「ナトリウム」の方が優勢になってしまいがちです。
むくみを起こさないためには、この「カリウム」と「ナトリウム」のバランスが崩れないよう、意識的に「カリウム」の摂取を心がける必要があります。
ただし、カリウムはカリウムで、これを摂取し過ぎると「高カリウム血症」という病を引き起こしてしまいますので、要注意ですよ!なにごとも適量を守るということが肝心です。
むくみを解消するための成分は?
カリウム
上の項目でも説明した通り、多くの現代人は、食事で塩分を摂り過ぎており、ナトリウムが過剰な状態になっているため、意図的にカリウムを摂取する必要があります。
カリウムを適切に摂取すれば、体内の水分量はちょうど良い具合に保たれ、余分な水が排出されるというわけです。
むくみから解放され、スッキリしたい場合には、まずカリウムを意識すると良いでしょう。
カリウムを含んでいることで有名な食品といえば、バナナです。そのほか、海藻類などにも豊富に含まれていることが知られています。
青汁に含まれている成分で、カリウムを含有しているのは、ケール、明日葉、モロヘイヤ、などです。
マグネシウム
マグネシウムは、血液の循環に関わる成分です。
マグネシウムが不足すると、血圧が上昇し、動脈硬化などが起こりやすくなるとともに、むくみも引き起こされると言われています。
マグネシウムは、カリウムに比べると、不足しにくい成分なのですが、カリウムと違うところは、摂取し過ぎたとしても、あまり心配がないということろです。そうなのであれば、積極的に摂取しておきたい栄養素ですよね!
カルコン
カルコンは、強い抗酸化作用を持つ、ポリフェノールの一種です。血液やリンパ液の循環を良くする作用があるため、むくみを解消させるのにも効果的です。
クマリン
クマリンには利尿作用があるということが知られています。そのほか、血流を改善したり、血栓ができるのを予防したりもするんですよ!
ルテオリン
ルテオリンは、むくみを解消するほか、アレルギー症状を緩和させる作用などもあると言われています。現在、非常に注目の集まっている成分で、将来的には、アトピー、花粉症、糖尿病などの治療に活用されるのではないか、と言われています。
食物繊維
食物繊維は、腸内の環境を良好な状態に保つために必要な成分です。
実は、便秘とむくみには、大きな関係があるんですよ!便秘になると、体内の水分は循環しにくい状態になるんです。これにより、手足などに余計な水分が溜まっていってしまって、むくみが起こるというわけなんですね。
一見、関係がないようですが、食物繊維を積極的に摂ると、腸内環境が良くなり、その結果、体内の水分の巡りが良くなって、むくみも取れるというわけです。
むくみ解消に効果が期待できる青汁は?
上の項目で挙げたような成分が多く含まれている野菜として、是非チェックして欲しいのは、なんといっても「明日葉」です。
カリウムや、マグネシウムは、そのほかの野菜にも多く含まれているのですが、「カルコン」「クマリン」「ルテオリン」を含んでいる野菜と言えば、それは「明日葉」ということになります。
というわけで、むくみでお悩みの方は、「明日葉」が主成分に使われている青汁を、意識的に探してみてくださいね!
明日葉以外では「ケール」も、カリウムを豊富に含んでいる優秀な野菜ですので、併せてこちらも覚えておいてください。
まとめ
むくみの原因や、むくみが起こるメカニズム、また、むくみの解消に効果のある成分について、おわかり頂けたでしょうか?
1日1杯の青汁を飲むだけで、あのイヤな、顔パンパン状態、足パンパン状態から、サヨナラできるのであれば、これは非常にお得かもしれませんよ?
最近の青汁は、味も美味しいものが多いので、是非、好みに合いそうな青汁を見つけてみてくださいね!