日本人には、胃腸の弱い人が多いですよね?アナタも、もしかして胃腸が弱く、胃痛や便秘など、様々なトラブルに悩まされてしまっている一人なのではないでしょうか?
そんな胃腸に関する悩みを、青汁を飲むことで解消されるとしたら…俄然、興味も湧いてくるのではないでしょうか?
こちらの記事では、青汁が胃腸の調子を改善する上で効果的であるとされる理由や、具体的に、胃腸に良い作用をもたらす青汁の成分などに関する情報をお伝えしていきます。
胃腸のトラブルとして多いのは?
胃痛
胃は、口から入った食べ物が収められ、ここで消化を行うという非常に重要な器官ですが、重要であるだけに、非常にデリケートな器官でもあります。
胃は精神面と密接な関係があり、人間が、緊張感や、嫌悪感、不安感などのストレスを感じると、胃はすぐに調子を崩してしまいます。
これはストレスを感じると自律神経が乱れるためです。自律神経が乱れると胃酸が多く出過ぎてしまうなど、コントロールが効かなくなってしまうのです。
また、食生活の乱れでも、胃は調子を崩してしまいがちです。食べた物を直接消化する器官なのですから、食べるものが乱れていれば、調子を崩すというのは、まあ、当たり前のことですよね。
ただ、現代人は皆忙しく、食事を雑に済ませてしまいがちだったり、ストレスの発散を好きなものを食べることによって行おうとする傾向があるので、どうしても食生活というものは乱れてしまいがちなんですよね。
便秘
日本人は胃痛を起こしやすいだけでなく、便秘も起こしやすい民族です。便秘は、腸内環境が乱れることによって起こります。その最も大きな原因は、野菜不足であると言えるでしょう。
野菜が不足すると、腸内では老廃物、不要物のデトックスを上手に行うことができなくなってしまいます。これにより、便秘が引き起こされてしまうんですよ!
腸内環境は、善玉菌と悪玉菌のバランスによって決定されます。悪玉菌の方が優勢になってくると、腸内環境は一気に乱れ、そのことにより、便秘だけでなく、様々な病気が引き起こされると言われているんですよ。
青汁が胃腸に良いとされる理由
葉緑素が胃壁を守るから
青汁には、「クロロフィル」という葉緑素が含まれています。
これは、緑色をしている野菜に含まれている、光合成を行うのに必要な物質なのですが、人体に摂取されると、胃壁を守る働きをしてくれるんですよ!
胃酸が多く出過ぎてしまっても、クロロフィルによって、胃壁を守っておけば、ある程度なら、耐えることができるというわけです。
酵素が消化を助けるから
酵素といえば、栄養素を細かく分解する作用のある物質ということで知られていますよね?
食品と一緒にこの酵素が入ってくると、胃は本来自分一人の力で消化しなければいけないところを、酵素にかなり手助けしてもらえることになりますので、負担が軽くて済むようになるのです。
胃が疲れぎみの人は、酵素を積極的に摂取してあげると良いでしょう。
ビタミンが炎症を抑えるから
青汁に含まれている「ビタミン」類には、胃や腸が炎症を起こした際に、それを鎮静化するような作用があったり、免疫力を高めてくれたりもするので、そもそも炎症を起こしにくい胃腸を作る効果が期待できます。
食物繊維が腸内環境を整えるから
青汁に含まれている成分である「食物繊維」は、腸内の悪玉菌を追い出す上で非常に重要な役割を担ってくれる物質です。
自らの本体に、老廃物を吸着させることで、排便をスムーズに促してくれるなどの効果が期待できるんですよ!
乳酸菌が腸で働いてくれるから
全ての青汁に含まれているわけではありませんが、青汁の中には、特別に乳酸菌が配合されているものもあります。
乳酸菌は善玉菌ですので、これを摂取すると、腸内環境のバランスは非常に良くなっていきます。
ちなみに、乳酸菌は意外とデリケートで、胃酸に弱く、また寿命も短いため、なかなか生きたまま腸へ届かなかったり、また、届いたとしてもすぐに死滅してしまったりします。
乳酸菌の死滅を防ぐためには、乳酸菌のエサを同時に摂取してやると効果的です。この乳酸菌のエサというものが、日頃よく我々が耳にする機会の多い「オリゴ糖」というものです。
乳酸菌は、それだけで摂取するよりも、オリゴ糖と一緒に摂取することで、生きたまま腸に届き、長期間、良い働きをしてくれる可能性が高まります。
それでも、決して寿命が長い方の菌ではないので、どんどん新鮮な乳酸菌を摂取してやることが腸にとっては大切なんですよ!
青汁を飲むことで胃腸にトラブルは起きる?
そもそも、青汁は胃腸の働きを助けるような健康補助食品として売られていますが、青汁を飲むことで、逆に胃腸の調子が悪くなってしまうというようなこともあるのでしょうか?
まず、胃で起きそうなトラブルについてですが、氷などで冷たくした青汁を一気に飲む…というようなことをやってしまうと、調子を崩してしまう可能性があります。夏場などは特に気をつけるようにしてくださいね。
また、身体にいいから…という理由で青汁を飲み過ぎてしまうと、やはり胃に負担がかかってしまう恐れもあります。
何事にも必ず、適量というものがあり、必ずしも飲めば飲むほど良い…というようなことはありませんので、注意してください。
次に腸で起きそうなトラブルについてですが、これは主なものが「下痢」です。
青汁は、便秘を解消する目的で飲む人も多いですが、特に便秘がちではないという人が、乳酸菌やオリゴ糖、食物繊維のたっぷり入った青汁を飲むと、逆にお腹がゆるくなり過ぎてしまう…なんてケースもあるのです。
これについても、気をつけるようにしてくださいね!
まとめ
こちらの記事では、青汁が胃腸の機能改善に対して効果的な理由などをお伝えしてきました。
食べて、出す、ということは、生きる上での基本行為ですから、これを行う胃腸の調子を崩してしまう…って、人間にとっては、かなり深刻なことですよね?
日頃から、胃腸を守ることを考え、青汁を正しく飲んで、健康的な生活を送るよう、心がけましょう。
もちろん、青汁を飲んでいるから万事OK!ということではなく、日頃からできるだけ、バランスの摂れた食生活を心がけるようにしてくださいね。