青汁には、タブレット状のものや、寒天状のもの、すでにジュース状で売られているものなど、様々な形状のものがあります。
タブレット、寒天、ジュース、タイプのものは、そのまま口に入れてゴクン…でよいので、飲み方といっても、難しいことを考える必要は何もなさそうですが、問題は粉末タイプの青汁です。というか、青汁のほとんどは、粉末に加工されていて、小分けに包装された状態で販売されているんですよね。
こちらの記事では、こういった粉末タイプの青汁の飲み方を中心に、お役に立ちそうな情報をお伝えしていきます。
水で割る飲み方
最もシンプルで王道な青汁の飲み方が、水で割って飲むという方法です。
コップに水と青汁を入れ、掻き混ぜるだけという、誰にでもできる飲み方ですが、ここで注意すべきポイントはあるのでしょうか?
青汁って、商品によっては粉末がダマになりやすく、しっかりと溶けづらいものもあったりします。
これを防ぐためには、先にコップに水を入れておき、そこに粉末を入れるという順番でドリンクを作るといい、ということが公式サイト上で解説されていたりしますよ!
シェーカーを使う
また、シェーカーを使うと、しっかり混ざる率がアップするようです。
ただ、青汁を飲む度にシェーカーを出してきてシャカシャカやらなければならないって、ちょっと面倒ですし、さらにそこで作った青汁をコップに移し替えて飲む…なんてことをやっていると、洗い物が増えてしまったりもしますよね。
「青汁を飲む=面倒くさい」という方程式が自分の中で完成してしまうと、挫折の元になってしまいやすいので、そこまでしっかり混ぜることにこだわらなくてもいいのかな、というラフな考えを持つことも大切です。
マドラーorスプーンを使う
オススメなのは、青汁ドリンクが完成したら、青汁の入ったコップと一緒に、マドラーかもしくはスプーンを手元に置いておくことです。
一口飲むごとに、少しかきまぜるなど、優雅に飲むようにすると、最終的にすべての粉末が綺麗に溶け、きちんと飲み干すことができますよ!
水以外のもので割る飲み方
お湯
熱湯で割るようにすると、青汁を緑茶のような感覚で飲むことができます。苦味や渋味も、熱々で飲めば、冷たい状態で飲むより、美味しく感じられそうだと思いませんか?
商品自体にも、お茶のような風味を売りにしているものがありますので、日頃からお茶好きだという人は、こういった青汁をチェックしてみてください。
ただし、熱いお湯で割って飲む場合には、熱に弱い成分のことを一応、意識しておいてください。
青汁に含まれている栄養素の中には、40度以上など、わりと低めの温度でも壊れてしまうものがあったりします。
ビタミンCや酵素などがそれにあたるのですが、こういった成分をきちんと摂取したいと考える場合には、お湯で割って飲むのは控えるようにしましょう。
牛乳や豆乳
青汁の味に飽きてしまったという人や、あの苦味や青臭さがどうも苦手…という人は、牛乳や豆乳で割って飲んでいるようですね。
こうすることで、味がマイルドになり、抹茶オレのような雰囲気になるので、飲みやすい!ということを実感する人がほとんどのようです。
ただし、牛乳や豆乳は、それ自体に糖質や脂質が含まれているので、その点には注意しましょう。
朝食を青汁に置き換えることでダイエットを目指すぞ!と頑張っているのに、一緒に牛乳や豆乳をガブガブ飲んでいたら、結局は青汁のせいで太ってしまう…なんてことになりかません。
もちろん、適量であれば、それほど害はないはずですが…、念のため頭に入れておいてくださいね!
味噌汁
意外な発想!と思った方も多いかもしれませんが、青汁は料理にも使えるんです。ここが、薬などとは違って、自由でいいところですよね。
青ネギをパラパラと散らすような感覚で、味噌汁に青汁を入れ、かきまぜてみてください。普段とは違う、野菜の風味が感じられる、一風変わった味噌汁を楽しむことができるはずですよ!
青汁はいつ飲んだらいい?
青汁の「飲み方」について、ここまで具体的な方法をお伝えしてきましたが、「飲み方」といえば、もう1つ気になるのが、「いつ」飲むのが効果的なのか…ということですよね。
これは、青汁を飲むことで、どのような効能を期待するのか、にもよりますが、基本的には「朝食を青汁に置き換えて飲む」という方法、「夕食の直前に飲む」 という方法、そして「間食のタイミングで青汁を飲む」という方法が挙げられます。
朝食を青汁に置き換えて飲む
朝食を青汁に置き換える、という飲み方は、ダイエットを目指す上で効果的です。こうすることで、1日の総カロリー量が抑えられるからです。
また、起きたての身体は栄養を吸収しやすいので、このタイミングで飲むと、最も青汁の栄養素を効率よく摂取することができます。
夕食の直前に飲む
夕食の直前に摂取する、という飲み方は、血糖値の急激な上昇を抑えたり、身体がコレステロールや中性脂肪を摂り過ぎてしまうのを抑える、ということに対して効果的です。
ドロドロ血で悩んでいたり、成人病を予防したいと考えている人は、この飲み方をするようにするといいでしょう。
間食のタイミングで青汁を飲む
間食のタイミングで飲むようにすると、余計な糖分を摂取せずに済むようになります。
ダイエットを目指している人はもちろん、糖尿病が心配…という人なども、甘いものを食べてしまいそうな時には、ここぞ!というタイミングで青汁を飲むようにしてみましょう。
青汁を飲む分量
また、青汁を飲む分量の目安についてですが、これは必ず、その青汁の公式サイトやパッケージに書かれていることを参照してください。
青汁は薬ではないので、多少たくさん飲んだからといって、そこまで被害が出るものではありませんが、それでも、適量をオーバーして飲み過ぎてしまうと、下痢や腹痛などの症状を招いてしまうことがあります。
基本的には、青汁は1日に多くても2〜3袋までにしておこう、と覚えておいてください。それ以上は、身体にとって負担となりかねませんので、本末転倒になってしまわないよう、気をつけてくださいね!
まとめ
以上、こちらの記事では、青汁の「飲み方」に関する様々な情報をまとめてお伝えさせてもらいました。
水で割って飲むだけでなく、工夫すれば、様々な飲み方を楽しめるということが、おわかり頂けたのではないでしょうか?
青汁で健康的な生活を維持するためには、毎日継続して飲むことが大切です。そのためにも、飲み方については、豊富な知識を身につけておいてくださいね!