青汁って、実は様々な形状で販売されているということをご存知でしたか?
「青汁」というだけあって、完成形は、緑色のドロっとした液体を想像する人が圧倒的に多いことでしょうが、実は商品名が「青汁」でも、寒天タイプだったり、錠剤タイプだったり、粉末タイプだったり…、青汁って、消費者のニーズに合わせて、いろいろな形状をしているんです。
そんな中でも、こちらの記事で特に注目したいのは、「粒状」の青汁です。
「たった1粒に、栄養素をギュッと凝縮!」というように、粒タイプとして売られている青汁も、けっこう多いんですよ!青汁の主流と言えば粉末タイプなのですが、粒タイプの青汁を選ぶことのメリットって何なのでしょうか?
粒タイプの青汁の、メリットやデメリット、気をつけるべきポイント等についてご紹介していきます。
粒タイプの青汁のメリットは?
1つ目の大きなポイントは、その手軽さ
粉末状の青汁の場合は、コップを用意し、そこに青汁の粉末を入れ、水や牛乳を注ぎ、かき混ぜ…、さらには溶け残りを気にして…といったような手間が発生します。
たまにであれば、この手間は大したものではないかもしれませんが、毎日となると、ちょっとストレスになってしまう可能性がありますよね?
その点、粒状の青汁であれば、袋から出して「ぽいっ」と口に入れるだけ。これは、大きな違いと言えるでしょう。
2つ目の大きなポイントは、栄養価が高い
なぜ、粒状の青汁は栄養価が高いのかというと、それは味にこだわる必要がないからです。
もちろん、粉末の青汁であっても、ストイックに純度の高さ、栄養価の高さにこだわっているものは販売されていますよ!
しかし、粉末タイプの場合は、それを水に溶かして飲み干さないといけないので…味がまずいと、どうしても続けていくのが困難になってしまうんですよね。
その点、粒状の青汁なら、一瞬で喉を通過していってしまうので、どんなに変な味だったとしても、それを感じることはありません。だから、栄養価の高い青汁を実現しやすいというわけなんです。
粒状の青汁のデメリットは?
粒状の青汁は手軽で、栄養価も高いというメリットがあるということをお伝えしましたが、逆にデメリットってあるんでしょうか?
空腹感が満たされない
1つ目に挙げられるデメリットは、空腹感が満たされないということです。青汁では、よく朝食を置き換えるような飲み方や、間食をしたいタイミングで飲むような方法が推奨されています。
こうすることで、余計なものを「食べたい」という気持ちを抑えることができるのです。実際、青汁をドリンク状態でまるまる1杯飲み干したら、それなりに空腹感が得られますし、まー、いいかな…という気持ちになりますよね。
ほんのりと甘くて美味しい青汁だったら、その気持ちはさらに満たされることになります。
しかし、粒状の青汁だと、こういった満腹感は得られません。
ぽいっと口から入れて、ごくん!で終わりになってしまうので、結局は誘惑に負けて、どか喰いをしてしまったり、スイーツを食べてしまったり…ということになりかねないのです。
飲んでいる実感を得づらい
シンプルに身体にいいことをしている…という実感を得づらい、という問題もあります。
粉末状の青汁を水や牛乳に溶かすのって、それなりに手間ですが、実はあの時間って、イベントのような要素もあるんですよね。
毎日の日課に加えることで、「あぁ…、今、自分は身体にいいことをしてるんだ」という、至福の気分を味わうこともできるのです。
それに、青汁の粉末があれば、スムージーを作ってみたり、料理に加えてみたり、楽みが広がるという考え方もできます。粒状の青汁だと、こういった楽しみ方をすることはできないんですよね。
せっかく青汁を飲んでいるのに、野菜の風味を感じることもなく、薬を飲んでいるような、ちょっと無機質で、味気ない義務のような、単純作業になってきてしまう…、その可能性は大いにあるでしょう。
青汁の形状はライフスタイルに合わせて選ぼう
とにかく面倒臭がりで、水に溶かす作業が発生するだなんて、絶対に挫折してしまうだろうな…と思う人は、粒状の青汁にするべきでしょうし、また、野菜が大嫌いで、風味を感じるだけでもオエッときてしまいそう…なんて人も、粒状の青汁を選ぶべきです。
逆に、水で割ったり、牛乳で割ったり、スムージーを作ったり、といったイベントの発生する方が、楽みながら、刺激を受け、長く続けられそうな気がする!という人は、粒状の青汁を選ぶのは避け、粉末状の青汁を選ぶようにすると良いでしょう。
青汁生活を始めたいと考えている人は、このように、自分の性格について、よく分析し、イメージをしてから、青汁を手に取るようにしてみてくださいね!
ちなみに、忘れっぽい…という人には、粒状の青汁はあまりオススメできません。
粒状の青汁を飲むという行為は、一瞬で終わってしまうため、記憶に残りづらいからです。このため、「あれ?今日って青汁飲んだっけ」というような事態を招いてしまいかねません。
粉末状の青汁の方が、作って飲む際に、身体がそのことを記憶してくれる可能性が上がるので、こちらの方がオススメできるというわけです。
それでも、粒状の青汁にこだわりたい人は、飲んだ時に、そのことを自分にお知らせするような、マーキングをするようにしてみましょう。
たかが青汁と思うかもしれませんが、たとえ健康に良いものであっても、飲み過ぎは時に体調不良を招いてしまうことがあるので、念のためお伝えしておきます。
まとめ
以上、こちらの記事では、粒状の青汁に関して、そのメリットやデメリットなどをまとめてご紹介させてもらいました。
青汁の主流は、水に溶かして飲む粉末タイプですが、粒状の青汁にも、確実にメリットは存在しますので、こちらの方が自分の性格や体質に合っていそう!と思う人は、積極的に粒状の青汁を選ぶようにしてみてください。
手軽な上に、栄養価も高いことが多いので、オススメですよ!ただし、粒状態の青汁って、あまりにも手軽に飲めてしまうため、飲んだかどうかが記憶に残りづらいという問題もあります。
粒状の青汁を選ぶ人は、飲み忘れや飲み過ぎに注意してくださいね。