青汁と言われてイメージするのは「緑色のドロっとしたマズイ飲み物」なのではないでしょうか?そんな青汁に、一体どのような成分が含まれているのかってご存知ですか?
青野菜や、葉っぱの成分が入っているであろうことは、その見た目や響きから、なんとなく想像ができることと思います。
ただ、それ以外にも、最近の青汁には、様々な成分が入っているんですよ!ダイエットに有用な効果を発揮すると言われている酵素や、快適なお通じを促す乳酸菌、それ以外にも、美容やアンチエイジングに効果のある成分、などなど…。また、健康に直接良いというわけではないけれど、飲みやすい味にするために、甘味料のような成分も配合されている場合があります。
こちらでは、そんな「青汁によく含まれている代表的な成分」について、主な効能などを徹底分析&解説していきます。
青汁の成分その1「青野菜」
これがないことには、青汁は始まりません。青汁と言えば、青野菜です。
そんな中でも、青汁によく素材として使用されているのは、「ケール」「明日葉」「大麦若葉」の3種類。
それ以外だと、「桑の葉」や「クマザサ」などが有名です。
どれも、日常的に八百屋やスーパーなどで見かける野菜ではありませんよね?
特にケールなどは、青臭さや苦味に、かなり独特のクセがあり、家庭では調理するのが難しい野菜であるため、栄養価が高いのに、一般に流通することはほとんどなく、主に青汁の主原料として我々の身体に届く野菜なんですよ!
青汁の成分その2「フルーツ」
青野菜の成分だけだと、栄養価は高くても、飲みづらさが気になってしまいますよね?というわけで、そんな青汁を味覚の面から強力にサポートしてくれるのが、レモン、イチゴ、ザクロ、パイナップル、ぶどう…などのフルーツ類です。
美味しさをサポートするために配合されている感のあるフルーツですが、実は栄養だって豊富に含んでいます。
特に若々しさをキープしたり、風邪の予防に役立つなどと言われているビタミンCが豊富であることは有名ですよね!
青汁の成分その3「酵素」
ダイエットに有用な効果があると謳っている青汁には、この「酵素」が含まれている場合が多いんです。
酵素は、身体が余分な脂肪を燃焼させるために必要な成分であり、元々は誰もが体内に持っているのですが、実はこの酵素、加齢とともに少しずつ失われていってしまうんです。
特に30代を過ぎると、体内の酵素の数は一気に激減…!中年太りが多いのは、これが原因だなんて言われているんですよ。青汁などで、酵素を身体の外から摂取するということは、30代以降のダイエットにはとても大切なことです。
ただ1点、気をつけなければいけないのは、酵素は熱に弱く、加熱処理を行っているタイプの商品だと、死滅してしまっている可能性があるということです。
生きたまま身体へ生の酵素を送るためには、非加熱タイプの商品であるかどうかをチェックした方が良いでしょう。
青汁の成分その4「乳酸菌&オリゴ糖」
腸の活性化を促す、乳酸菌の成分が配合されている青汁も、数多く開発されています!
口コミやレビューなどに翌朝のスッキリ感が違う!と記載されているような青汁には、乳酸菌がしっかり配合されている場合が多いようですね。
ちなみに、オリゴ糖とは、乳酸菌のエサとして、善玉菌が増える働きをサポートしてくれる成分です。乳酸菌だけでなく、乳酸菌とオリゴ糖を一緒に摂取すると、効果はさらにアップするというわけです。
乳酸菌って実は、腸に届く前に胃酸でそのほとんどが死滅してしまうんです。だからこそ、オリゴ糖を一緒に入れてやり、乳酸菌が減少ん一途を辿ってしまわないようにすることは、とても重要なんです。
青汁の成分その5「美容系エキス」
野菜不足を補うだけでなく、積極的に美しいボディを目指すことを謳っている青汁もありますよね!
そういったタイプの青汁には、美肌を促すための、ヒアルロン酸や、コラーゲン、ペプチド、ポリフェノールなどが含まれています。
健康のための青汁と美容ドリンクを並行して飲むとなると、金銭的にも手間的にも面倒臭いことになってしまいますが、1種類の青汁を飲むだけで、どちらにも効果があるとしたら、とてもお得ですよね!
青汁の成分その6「甘味料」
青汁と言えば、マズイ飲み物というのが常識でしたが、最近ではそのようなことは少なく、多くの青汁が、飲みやすく、美味しいという評価を得ています。
その理由は、密かに甘味料がプラスされているから。野菜独特の青臭さと苦味を消すためには仕方ないことなのでしょうが、実は、成分のほとんどが甘味料で出来ている…という青汁も存在します。
ただ、ケーキやアイスなどをバクバク食べることと比べたら、青汁に含まれている甘味料なんて、ごくわずかですから、そこまで神経質になる必要はないのかも知れません。
むしろ、美味しを感じられることで、野菜を積極的に摂取できるのであれば、マズイ青汁を我慢して飲むよりも、長く継続できる可能性が上がるので、甘い青汁の方がより高い効果を発揮できる…という考え方もできます。
ちなみに、どういった素材で甘さを出そうとしているかは、青汁の種類によって様々です。
水飴のような成分を使っている場合もあれば、蜂蜜で甘さをプラスしている場合もありますし、黒糖、きな粉、抹茶、米粉などなど、和菓子に使われるような、ほのかな甘さが魅力の、自然由来な素材が配合されている青汁も多いです。
青汁の成分その7「その他の食品」
青汁には、以上挙げてきた成分以外にも、様々な食品の栄養素がバランス良く含まれていたりします。
いかにも青汁らしい青野菜だけでなく、日本で古くから親しまれているような和食の食材である、しいたけや、鰹節、ごま、いも、きのこ、海藻類、などなどを、何十品目も配合しているような青汁もあるんですよ!
また、ほうれん草、かぼちゃ、ブロッコリー、キャベツなどなど、スーパーで見かけるような親しみある野菜が、普通に含まれているタイプの青汁もあります。
まとめ
以上、青汁に含まれていることの多い、代表的な成分について、ご紹介してきました。
単に野菜不足を補いたいとう人だけでなく、様々な栄養素をプラスすることにより、ダイエットを考えている人や、美肌を目指している人などにも訴えかけるような商品を、どの企業も競って開発しています。
青汁によって、その効能は様々ですので、どんな人にオススメの青汁なのかは、購入前によくチェックするようにしてくださいね!